tapiox’s blog

アニメとか映画の感想を書くブログ

ライオンキングを観劇してきた話

劇団四季のライオンキングを観てきました。席は生まれて初めてのS1席!!ずっと観てみたかった作品だったのでテンション爆上げで行ってきました!!

最近は2.5次元の舞台ばかり観に行っていたので、会場は子供がかなり多い印象でした。あとカップル。ディズニーだけどライオンキングぞ??と思っていたんですが、カップルはそんなこと気にしないみたいでした。

冒頭のサークル・オブ・ライフは迫力がすごかったです。一階の通路から続々と動物達が舞台に上がって行く様は、まさにライオンキングそのものだし、客席の自分達もプライドランドの一員なんだって思いました。凄く感動的でした。
キリンはTVで見た事あったんですが、実際観ると感動します。帰り道、カップルが「あれは2人がかりだったかどうか」で議論してました。1人だよ!!!

前半は有名な曲ばかりやります。スカーとハイエナの曲で休憩かな?と思いきや、ハクナ・マタタまでやります。

私的に一番クライマックスだったのが、ムーの大群に襲われるところ。あの数の暴力シーンを、まさか遠近法で表現するとは思いませんでした。階段上の舞台なんだけど、どんどん顔がでかくなってくの。これが結構恐い。始まる前のアナウンスで
「お子様が上演中に泣かれましたら、他のお客様のご迷惑になりますので、キッズルームをご利用下さい」
みたいなことを言ってて
「ライオンキングで泣くの??ハイエナのシーンとか???」
って思ってたけど、違ったよ。ヌーの大群シーンだよ。本当に泣いてる子いたし。めちゃくちゃ恐い。

そして休憩後はナラ→シンバの心情を表したバラード曲が続きます。そしてお待ちかねの「愛を感じて」は、ラストはティモン&プンバァが泣くシーンでは無く、シンバ&ナラのダンスシーンになります。

これが凄く現代アートっぽかった。

なんか愛というか、現代アートみを感じた。わざわざ肌色のレオタード着て、体に草花巻きつけたのは何故なのか。キチンと意味があるんだろうけど、私には分かりませんでした…

舞台に関してはこんな感じでしたが、一番気になったのは客席でした。上演中に喋るのなんて序の口で、知ってるキャラが登場すると叫ぶ子供や(歌舞伎か!!)、肩に頭を乗せあって観劇するカップルや、バラード曲中に何故か足を踏み鳴らしてる人もいました。

でもこれって、どうしようもないじゃないですか。スタッフさんだって上演前にアナウンスしてたし!!それでもやる人はいるんだよ!!!
だから、なんとも後味の悪い観劇になってしまいました…。